第二次世界大戦終戦時のイタリア。シチリアの小さな村人たちにとって映画は唯一の娯楽だった。戦争で父親を亡くした幼い少年トトも映画に夢中。トトは映画館に通いつめ、映写技師のアルフレードと親しくなるが・・・。
後半で一気に鳥肌が立った。この映画の良さを言葉で表したらそれは嘘っぱちになんるじゃないかって思った。前に想像力の話をしたけど、この映画は、生き方や考え方を変えてくれた人、場所、そういう経験をしてきた人に、作品の中でも出てきたけどノスタルジーを脳みその奥で視覚から怖いくらいに刺激させるよね。そういう意味でこの作品はとても特異な感じがする。何が良いのかは本当に人それぞれ、その人の経験から感じることが違って、十年後に再び見れば、また感じるものは違うはずだ。私は実は今日初めて見たんだけど、もしもっと若い頃に見ていたらこの作品をつまらないと評価していたと思う。私はこの作品を人に勧めるけど、つまらないという返事が来ても悔しくない。また、十年後に勧める。その時はきっと少しは分かるようになるはずだ。これは人間なら誰でも刺激されてしまう、恐ろしい映像だね。ぶっ続けで二回見ました。何故か、父が死ぬところを想像されてしまう、不思議な作品だ。